アイヌ文化交流会
松木・長池コミュニティースクール 寺子屋アイヌ文化新聞編集局・電子版
2011年1月29日(土)
北海道白糠町のアイヌ文化保存会の11名の皆さんが
松木小に来られました。
松木小、長池小、松木中の皆さんや保護者の方あわせて約200名近くが集まりました。
来賓として、松木中学校の滝澤校長先生からご挨拶をいただきました。
アイヌの音楽
アイヌの楽器であるムックリの演奏を聴かせもらいました。
竹とひもで作られたとても小さな楽器ですが、いろいろな音がして、
とても大きな音がするのに驚きました。
参加した人にムックリが配られ、全員で練習をしました。
みんな一生懸命に練習をして、最後にはなんとか音が出るようになりました。
アイヌの言葉
はじめに、ラッコ、トナカイ、シシャモはアイヌ語であることを教えてもらいました。
アイヌ語の教室では自己紹介やあいさつの言葉などを学びました。
「私」は「クアニ」、「ありがとう」は「イヤイライケレ」
最後に「さようなら」ということばはアイヌ語にはなく
「スイウヌカラアンロー」=「またお会いしましょう」
ということばであることをおそわりました。
歌では「イカムッカ サンケー」と「イタサンカタ」を身振りを交えて一緒に歌いました。
「イタサンカタ」はお酒の入っている木製の入れ物のことを歌っています。
お祭りには、どうもお酒が欠かせないもののようです。
最後に
アイヌ文化交流会の最後は、
参加者全員で輪になって歌にあわせて「ウタレ オプンパワレ」を踊り、
アイヌ文化を楽しみながら交流をしめくくりました。
当日誘導をお手伝いしてくれた松木中のお兄さんお姉さんも一緒に、
寺子屋鍋をいただきました。とてもおいしかったです!!